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ランナーへ!走る以外の運動を続ける工夫(1)


今の社会状況で、在宅ワークが増えています。 通勤、社内業務、顧客・取引先訪問などの必要がなくなり、 自宅内で完結し仕事ができる状況では 今まで意識しなくとも行っていた、 立つ、動く、歩く、上る下るなどの生活活動を含む、身体活動量が大きく減少しています。 そこで自宅で、オンラインでできる運動、 筋トレ、ヨガ、ストレッチなどに 積極的に取り組まれている人も多くなってきているようです。 それは、それで良いことだと思います。 プロアスリートやオリンピック選手が、 いろいろな運動種目、運動方法をオープンに提供もしてくれています。 でも、ここでわかっていないといけない大きなポイントが・・・・ ✔ 運動は少なくとも数か月は続けないと効果はでない、 ✔ 運動は多くの人にとっては続けにくい作業、

いうことです。 このことは運動生理学、運動心理学の視点からは明らかなことです。 いくら楽しく、正しく行なえたモダンな運動も、 その時、その日、その週だけでなく、 長期間続けないと皆さんが期待する効果は得られないのです。

運動は、始めるよりも続けることがよっぽど難しいのです。 運動を続けるためには、 1)自分のカラダに生じた数値の変化や見た目の変化の実感が必要 2)運動後の爽快感と周りとの共感が必要 と私は思います。 1)については、 ランナーなら、 ・走れる時間や距離が伸びた ・マラソンで完走できた ・ゴールタイムが短縮できた。 と・・・非常に明確な数値変化が比較的短期間で得られます。 だからランニングは続けやすいスポーツと私は思います。 他の運動でも、 体重が減った、腕が細くなった、○○KGを持ち上げた、胸板が厚くなった! 健康診断の数値が改善できた・・・ などの変化も大いに継続の後押しになりますね。 2)については、 運動中に汗をいっぱいかく、 運動後に仲間と共に振り返りがあると、 また今後も頑張ろうと!参加しよう!となります。 オンラインで提供されるの単発の筋トレでは 1)2)は、なかなか得にくいと思います。 この投稿を読んでもらっている人は、 多くはランナーだと思います。 ランニングをライフスタイルの中に組み込み 長年にわたり継続できている人も多いでしょう。 でも、走る以外の運動、筋トレ、ストレッチはやっていないし、 やったとしてもなかなか続かなかった、という人がまた多いのではしょうか? それらの運動の必要性と効果を知っていたとしても・・・ 続かいないのは、 それは、あなたの意志が弱いのでなく、 続ける工夫をしていないからなのです。 運動法の工夫をすれば、続けることも容易くなります。 必要なのは強い意志でなく、いろいろな工夫です。 次回からは、ランナーのための、 自宅での運動、筋トレ、ストレッチなどを続ける工夫を具体的に説明していきます。

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