ナイキ ズームフライが考えさせてくれた事

January 30, 2018

 

エリートランナーだけに限らず、市民ランナーの中でも、今、走力、記録アップをサポートするシューズへの関心が高まっています。その関心に火をつけたのが、間違いなくナイキ。昨年5月の「BREAKING2」イベントです。

 

私もそのイベント後の国内での商品販売戦略にうまくのせられて・(笑)ハイスペック度が上から3つめの ナイキ ズーム フライ【写真:真ん中手前】(軽量でハイスピードのレースシューズ/トレーニングシューズ)を購入し、150Kを今までに走りました

 

以下、併行して使っている他メーカーのシューズとも比較しながら、私の足とココロの感想記です。

 

私のフルマラソン用のレースシューズはアシックスのターサージール【左手前】です。時々ミズノのウエーブエンペラー【左奥】も。勝負レースでは、これらをほぼまっさらの状態で挑みます。

 

2、3回レースで使ったシューズが練習用になります。その他、ターサージャパン【真ん中奥】やニューバランスのHANZO【真ん中中央】も練習用として使っています。トレッドミルでは、低ドロップ(前足部と踵との高さの差が少ない)ミズノのウエーブソニック【右】を使っています。

 

 と、いうようなシューズを選択する私の特徴は、足の裏で路面の硬さや波を感じながらアウトソールのグリップ感を活かし、地面とケンカする気持ちで地面反力に自らパワーも加え、力強く跳ねる走法です。

 

2か月前ナイキ ズーム フライに足を初めて入れた感覚は、グッと背が伸び足裏のアーチが持ち上げられた感。それはそうで・・・ミドソールが他より1~2cmも高い厚底シューズなので、偉くなった気分になります(笑)

 

でも、ジッグを開始したら、前評判のカラダが前へ前へと押されるような推進力は感じず、今までより厚くやや重なくなった分、足の回転に負担を感じるようにも思えました。その後も、ハイペースのテンポ走やインターバル走で履きましたが、ミッドソールがやや沈み込む感覚がありパンパンと跳ねられないので、スピードアップに逆に力を要している気さえしました。

 

でも、ここで、このシューズは私には合わないと、評価を下すのでなく、

 

なぜ、エリートランナーのレースでの使用率がますます上がっているのか?
なぜ、今までより跳ねる、スピードアップできるという感覚を持つ市民ランナーが多いのか?

 

それは、私のフォームや接地感覚が上手くこのシューズの特徴を活かせていないのでは・・・、と考えました。

 

 ナイキ ズーム フライの特徴は・・・ミッドソール組み込まれた「カーボンナイロンプレート」(図の赤パーツ)。うんうん。なるほどこのプレートは、ミッドソールの中に隠れて見えないけど、このプレートの素材と形状の特性を活かすよう、フォームを少し変え走って見よう。

 

よし!フォームのイメージは、イカンガー選手、皆さんわかりますか? 瀬古選手のライバルでした。リラックス感十分で余裕のある脚の切り替えしの軌跡を描き、ケンガせず地面と握手するように優しく接地する。ミッドソールが沈み込んでいるときには自分の跳ねる力を使わないで、接地時間はやや長くなるが、地面反発をシュースに委ねるようと。

 

 

すると、違和感、ギクシャク感がなくなり、脚、足の動きとシュースの機能が一体化したように変わりました。そして、昨日ナイキ ズーム フライで初の30Kロング走もスムーズに走り切れました。


このズームフライをはじめズームシリーズの私の周りのランナーの使用率も増えてきてますが、
聞いていると大柄な選手、ストライド型の人から好評の声が多く、小柄な選手、女性選手、ピッチ型の人の使用率は低いような気がします。

 

パラリンピックレベルの義足ランナーも板部分の素材や形状の特徴を活かせる筋力や動きのスムーズさをつけていかないと、単に機材まかせではパフォーマンスは変わらないとよく聞きます。

 

今後このズームフライシリーズのような反発、そして推進力をサポートする機能が他のメーカーのシューズにも組み込まれてくると思います。市民ランナーも同様、その時に、柔軟な思考に柔軟なフォームと、それに基本的な総合体力が備わっていれば、そのシューズの機能、性能を活かせ、そして新鮮な刺激が得られ、ますますランニングが未知の感覚を与えてくれる素晴らしいスポーツになってくるでしょう。

 

 

あすリード 松井祥文

 

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